火災保険の申請で理解しておくべき基本要素を徹底解明！

火災保険と聞くと、9割の方は火災が起こった際に使うことが出来る保険と思うはずです。

それもその筈で、保険の加入時（主に建物の購入時）に保険の代理店又は住宅を購入する不動産屋からは、特段詳しい説明も無いまま、加入義務があるからと言う理由で強制的に加入させられているからなんです。

火災保険料は、住宅購入時には購入物件の値段が高額と言うこと、さらに火災保険の料金も上乗せして住宅ローンを組んでいる事から、通常加入する時よりも安いと錯覚してしまいがちです。

現に、上の画像を見て頂いた方で、これが何を表しているか分かる方は多くはないと思います。

実はこれ、あなたが加入している火災保険の補償内容なんです。

これを見て、自分がどの補償に加入しているか理解している方は殆どと言っていいいないのが現状です。

だからこそ、【火災保険】の事を知る必要があるのです。

火災保険が、火災以外でも使用できる事は前述した通り、殆どの方が知りません。

そもそも、【火災】という項目に関しても、よくテレビで目にする大規模な火災で家屋が全焼してしまった事でしか使用できないと勘違いしている方も多く見られます。

では具体的にどのような事に使用出来るのか？

火災保険の｀火災｀の正式名称は【火災・破裂・爆発】となっており、この項では火災について詳しくお伝えしていきます。

例えば、
・キッチンでの調理中、フライパンから炎があがり、キッチンパネルが少し焦げてしまった破損。
・電気配線がショートし、配線を這わせていた床が焦げてしまった破損。
・ストーブにカーテンが引っかかり、カーテンが少し燃えてしまった破損。

このように、家の中で起きた小さなボヤでも、火災保険では【火災】として取り扱っているため、保険の申請が可能なんです。

また、家財保険に加入であれば、燃えてしまったカーテンも火災保険で補償される場合もありますが、このお話は別の機会にでも出来ればと思います。